【12期】 白岩 美穂さん

 

ー入塾のきっかけを教えてください。

個人での仕事はすでに始めていましたが、「もっと成長できる環境に身を置きたい」という想いがありました。
同時に「自分の軸を見つけたい」という気持ちもありましたが、それを一人で見つけるのは難しいと感じていました。
だからこそ、信頼できるメンターの方々や、志を持った塾生のみなさんとなら、本気で自分と向き合えるのではないか、
そんな貴重な機会は、そう何度も巡ってくるものではないと思い、思い切って入塾を決意しました。

 

ーふくしま創生塾では、どんなプランを立てたのでしょうか?

私は個人で動画編集の仕事をしています。
在宅での働き方は自由で心地よい反面、どこか孤独で、「同じ想いを持つ仲間とつながりたい」とずっと感じていました。

そんな中で出会ったのが、地域にいる各分野のクリエイターさんたち。
SNS、デザイン、ホームページ…力を掛け合わせたら、もっと良いものを届けられる!と思うようになりました。

そこで創生塾では、「地元のクリエイターさんがつながり、学び合いながら成長できる場をつくる」ことをプランに掲げました。
さらに、SNS発信が苦手な事業者さんのために、PRやデザインをワンストップで提供できるサービスを発表しました。

 

ーふくしま創生塾に入って良かったと思うことはどんなところですか?

一番は、「自分の軸」を見つけることができたことです。
また、発表に向けて準備を進める中で、何度も壁にぶつかりましたが、「最後まであきらめず、やりぬいた」という経験は、何よりの財産です。
そして、自分の感覚だけに頼るのではなく、
数字を使って考えることの大切さも再認識しました。感覚派の私にとって、これはとても大きな気づきでした。
さらに、同じように真剣に自分と向き合う仲間たちに出会えたこと、そして卒塾生との新たなご縁も生まれたことは、大きな喜びです。
フィールドワークやオンライン交流会では、実際に活躍されている起業家さんから貴重なお話を伺うこともでき、視野も広がりました。

 

 

ー大変だったことはありましたか?

いちばん大変だったのは、自分の中にあるイメージをなかなか具体化できなかったことです。
「こんなことがしたい」「こうなったらステキかも」と思う一方で、解像度を上げきれないまま、ずっと霧の中を歩いているような感覚でした。
さらに、取り組んでいくなかで「これが本当にやりたいこと?」と、ブレることが多々あり、自分自身に戸惑うこともありました。
でも今は、それも必要な過程だったと思えます。
行ったり来たりしながら、自分の輪郭が少しずつ浮かび上がってきたような気がしています。

 

ー最後にこれから入塾する人、入塾を考えている人にメッセージをお願いします。

もし今、気になっていたり、なんとなくモヤモヤしていることがあるなら、
まずは一歩、動いてみるのがおすすめです。私もそうでした。

最初は不安で、「本当に自分にできるのかな…場違いじゃない?」と思っていました。
でも、発起人や事務局、メンター、卒塾生の皆さまが、あたたかく(時に熱く)サポートしてくださいます。
誰かを置いてけぼりにする、なんてことはありません。安心して、自分のペースで進める場所です。
ぜひ前向きに挑戦してみてください。応援しています。