浪江町フィールドワーク

こんにちは。ふくしま復興塾事務局 谷津です。

今回は、6月1日の第二回講義の内容を書かせて頂きます。

第二回講義はとして浪江町でのフィールドワークを行いました。

 

ふくしま復興塾メンターでもある福島県職員の玉川啓様と、浪江町職員の小林直樹様にご案内して頂きました。

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福島駅、郡山駅で受講生がバスに乗り込み、浪江町に向かう間に広野町、楢葉町、双葉町、大熊町を通りました。

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道路を走るバスから望む福島第二原子力発電所方面。かって日常生活のすぐ近くに原発があったのだと伺えます。

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農村では本来ならば田植えが終わり、これからの生育を期待する幸せな風景が広がっている季節。風景の違いに驚かされました。

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場所によってはバス車内でもとても高い線量を示す場所もありました。

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浪江町役場に到着後、玉川様にご講義頂きました。

「見えるもの」と「見えないもの」というテーマでお話頂きました。

 

「見えるものは、そこから”先”のものを考えてほしい」

「見えないものは、見えようと思えば見えるものもある。それを掘り下げてほしい」

 

その後の受講生の感想を聞くと、玉川さんからのメッセージはしっかり伝わったようです。

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その後は、津波被害のあった地区へ向かいました。

津波で流されたがれきはそのままに、草だけが月日の中で伸び育った風景は宮城や岩手の津波被災地とは全く別の光景が広がっていました。

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奇跡的に全員が助かったという請戸小学校。時計は津波が来た時間で止まったままです。

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請戸小学校から福島第一原子力発電所の方角を望みました。

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その後、ふれあいセンターなみえへ向かいました。

写真に見える敷地内の除染で取り除いた除染土が山積みとなっています。

ふれあいセンターの敷地内の除染だけでとてもすごい量になっており、除染の難しさを体感する場となりました。

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浪江町からの帰りのバス車内では、受講生と玉川様、小林様でのディスカッションを行いました。

自治体所属の受講生から質問が多く発せられ、熱のある場となりました。

 

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福島の今を再確認する日となりました。

浪江町の小林様が仰っていた言葉が印象的でした。

「復興の”復”は玉川さんから引き継いだ、”興”は僕ら(若手)が時間をかけて担っていかなければいけない」

未来のリーダーとして”興”の部分を担うため、ふくしま復興塾は進んでいきます。