7月20日第五回講義
こんにちは。7月から本復興塾の事務局メンバーとなった、吉田です。7月20日(土)に開催した第五回の講義について紹介します。
今回の復興塾では、各チームが事前行ってきたインタビューやアンケート調査をもとに、デザイン思考を用いて実際に事業のプランを練ってみるという作業をしました。
いわきのなめこ農家にインタビューをしてきた、「食チーム」
デザイン思考を用いてワークをした結果、「なめこ男子」というPRコンセプトができました。
福島の女子高校生にインタビューをしてきた「こどもチーム」は・・・
将来の目標に対する自信とモチベーションを獲得するための、「高校生を褒めた倒すロールプレイング」のプランができました!
今回のワークは、インサイトという、潜在的なニーズの発見というのが一つのキーポイントとなっていました。
会津で事業を行っている事務局メンバー谷津を対象にインサイトの獲得を図った「産業チーム」は、
会津に雇用を生み出すことをインサイトと仮定義し、芸能人を呼び込むための「シェアハウス」という計画を考えました。
最後は、「コミュニティチーム」ですが、浪江から避難してきてみなし仮設住宅在住のおばあさんを対象に、インサイト獲得を図りました。その結果生まれたのが、おばあさんの役割・仕事とコミュニティを生み出すことを狙いとした、農作業場の提供と、産直をイメージした販売所のプランでした。
もちろん、この一回でゴールに到達するではありませんが、実際にデザイン思考のフレームワークを一通りやってみて、塾生のみなさんも何か感触を得られたようでした!
さて、次回からはいよいよウクライナ視察ツアーへ向けたフェーズに入っていきます。
講義の合間を縫って各地で宿題のワークを行う塾生の方々はプロジェクトの進展も早く、今後が楽しみです。
そんなふくしま復興塾のウクライナフェーズもどうぞお楽しみに!
また次回ご報告させていただきます。