最終発表会を実施しました!
こんにちは。事務局の吉田です。
第1回ふくしま復興塾の塾生による最終発表会が2013年12月14日に執り行われました。
5月に開講してから約8ヵ月間、
塾生は福島県内各地を巡り、その問題や現状にふれ、様々な人々を巻き込みながら討議を重ねてきました。
5月には浪江町へのフィールドワーク、8月にはウクライナへのフィールドワークを実施し、
県内外から駆け付けた講師や発起人の指導の下、福島を自分事化し、社会課題の解決、事業の創造について知見を深める努力を重ねてきました。
昨日の発表会では、発表プロジェクトの中から優れたものに「ふくしま復興塾グランプリ」と協力企業であるキリンビール株式会社から「KIRIN賞」が贈られました。
【第1回ふくしま復興塾グランプリ】
夜明け市場チーム
『夜明け市場を中心とした食の循環モデルづくりプロジェクト』
~解説~
被災した飲食店を支援しようと、いわき駅前につくられた復興飲食街「夜明け市場」をプラットフォームとし、地域の生産者とのつながり形成や、食に関するプロジェクト立案を行うというプロジェクトです。
【KIRIN賞】
コミュニティチーム@復興塾
『福島県高齢者の健康づくりと地域コミュニティの再生~目指せ!健康長寿!~』
~解説~
高齢者のなかで問題となっている、メタボリックシンドローム・ロコモティブシンドローム(身体運動機能の低下等)・認知症の連鎖を断ち切ることを狙いとし、「ワンデイシェフ」を提案したプロジェクトです。「ワンデイシェフ」とは病院内で、利用者・栄養士・事務局でのコミュニティを形成し、健康化を目指したプログラムを混ぜつつ献立を考案・販売していくというものです。
2013年度のプログラムはこれにて終了となります。しかし、塾生にとってはこれがスタートです。
今後も、ふくしま復興塾の塾生に暖かいご声援をいただければ幸いです!