浪江町フィールドワークに行ってきました!

6月14日(土)に、福島県浪江町にてフィールドワークを行いました。

いわきから広野町、楢葉町、富岡町、双葉町を通り、浪江町へ向かいます。
道中は、浪江町役場の小林直樹様にガイドしていただきました。
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まず向かったのはNPO法人Jinのサラダ農園です。
サラダ農園さんは警戒区域再編後、この地域でいち早く再開し、仮設住宅に住む高齢者や障害者と共に野菜を作っています。
野菜の有機栽培の様子や、養鶏の様子を視察しました。

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代表の川村博様に活動についてお話を伺いました。
震災後の仮設住宅でのコミュニティ支援のためのサポートセンターの設立や、子供たち同士の交流機会の創出、サラダ農園の開拓についてのお話や、ビデオを見させていただきました。
高齢者と障害者の支援や、故郷の風景を取り戻したいという強い想いを感じました。

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全員にたまごを頂きました。こちらは南相馬の道の駅でも販売しているそうです。

次に浪江町役場に行き、役場職員の小林直樹様に講演をいただきました。
今回の問題の解決へ向けての考え方や、動き方の難しさ、日本全体でこの問題に向き合うことの重要性などをお話しいただきました。

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その後は4つのグループに分かれ、それぞれ役場の方々の案内の元、フィールドワークを行いました。
農地や請戸漁港などを視察した農林水産グループ、工業団地想定地などを視察した商工観光グループ、請戸小学校や浪江駅などを視察したまちづくりグループ、民間の住宅や、除染現場を視察した原子力災害グループがありました。

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案内してくださった浪江町役場の皆様。
(写真の左から)蒲原文祟様、金山信一様、大浦龍爾様、松本幸徳様。

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試験栽培水田

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復旧中の請戸漁港

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請戸小学校

最後にいわきへ戻り、今回のフィールドワークの振り返りと、事業案に関するワークシートの記入したあと、塾生・メンター同士でディスカッションを行いました。
浪江町フィールドワークで得た気づきをもとに、自分が取り組もうと思っている事業は「誰のどんな困りごとを解決するためのものなのか?」を考えていきました。

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今回浪江町へ行くのは2回目の人も、初めての人もいましたが、どちらの方々も震災後から変わらず時が止まっている現状に衝撃を受けていました。
その一方、川村様のような事業を始めている方のお話を聞くこともでき、復興に向けて人々の心が変わりつつあるということも感じることができました。

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次回の講義までに事業がどう変化するのか、楽しみです。